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華北電力大学における意見交換会

2016年7月15日(金)、華北電力大学を訪問し、日本大使館とともに事業説明と意見交換会を行いました。

まず初めに、華北電力大学国際合作処の段春明所長より、華北電力大学についての説明があり、大学の特色や強み、現在の日本の大学との交流状況について紹介がありました。次に日本大使館の菊池信太郎一等書記官より、国費奨学金留学制度、グローバル30、そしてキャンパス·アジアについて説明がありました。キャンパス·アジアとは、日中韓の3か国における大学間で1つのコンソーシアムを形成し、単位の相互認定や成績管理、学位授与等を統一的に行う交流プログラムを実施する事業であり、3か国の政府による支援事業になります。次にJSPSの江岸助理よりJSPSの概要及び「外国人特別研究員」、「外国人招へい研究者」事業を中心とした事業説明が行われました。この二つの事業は、外国人研究者に対し日本で共同研究の機会を提供するものであり、2017年度の申請受付は8月より開始されます。

大学関係者からは、大使館およびJSPSの説明に対し、申請対象者、申請方法、補助金額などの具体的な質問が多く出ました。また、段春明所長は日本の大学との交流に向けた提案や今後の展望を説明し、有意義な意見交換が行われました。

今回の華北電力大学への訪問をきっかけとして、日中の大学間交流がより一層深まることが期待されます。JSPS北京研究連絡センターでは、今後も日本大使館と協力し、ネットワークを生かした研究交流を促進して参ります。