2016年11月10日（木）、天津大学（天津市）において、日本留学説明会（主催：在中国日本国大使館）が開催され、日本から6大学が参加し、日本留学を希望する学生ら約30名が会場を訪れました。

全体説明会では、はじめに天津大学国際合作与交流処の張振副処長から挨拶があり、天津大学が運営する孔子学院についての説明があり、また天津大学と日本の大学との提携、協力状況について紹介がありました。続いて、在中国日本国大使館の横井理夫参事官から日本留学の魅力、手続き及び奨学金制度などについて概要説明が行われました。

続いて行われた6大学の担当者による個別プレゼンテーションでは、各大学によって実施しているプログラム、および申請できる奨学金制度について詳しく説明があり、その後、JSPSより事業紹介が行われました。

最後の質疑応答では、中国政府が実施する国家建設高水平大学公派研究生プログラム（CSC）の申請資格について、研究生として大学に留学した後の大学院進学までの期間について具体的な質問が相次ぎました。加えて国際化拠点整備事業(グローバル30)に関する質問では、採択している名古屋大学より、当該事業の英語のみによる授業で学位が取得できるプログラムについての詳細な説明が行われました。また、受験のために来日する場合の査証申請方法については、学生は直接大使館に相談することができたため、大変良い機会となりました。

JSPS北京研究連絡センターでは、このような日本への留学促進を図ることを目的とした様々な活動に積極的に参加していく予定です。

＜参加大学·機関＞（※順不同）

北海道大学、一橋大学、名古屋大学、早稲田大学、上智大学、法政大学、日本学術振興会