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日本留学経験者2016年度総会及びセミナー

2016年12月10日(土)、在中国日本大使館広報文化センターにて、留日学人活動站(留中国人日本留学帰国者の会)と欧美同学会留日分会の共催による、日本留学経験者2016年度総会及びセミナーが開催されました。日本留学経験者をはじめ、北京日本クラブ、日本の政府機関から約200名が参加し、JSPS北京研究連絡センターからは橋本真里国際協力員が出席しました。

留日学人活動站は、1992年に北京で設立されたもので、日本留学あるいは日本での研修の経験のある中国人が自ら組織した団体です。会員は2,000名に上り、日本留学帰国者の間の交流を促進するための活動を広げています。

留日学人活動站の中国農業大学の李賛東教授の司会進行のもと、はじめに、主催機関を代表して欧美同学会留日分会から中国社会科学院の倪月菊副会長、および留日学人活動站から国家自然科学基金会の王昌恩常務副主任より挨拶がありました。続いて在日本中国大使館元公使参事官であり、現在は北京外国語大学の白剛顧問より、日中の国交正常化から45周年にあたる2017年に向けた今後の課題と将来展望について言及がありました。また、北京外国語大学の徐一平教授より、「中国における日本語教育と日本研究~中国人日本留学120年に因んで~」をテーマとした講演が行われました。続いて、留日学人活動站の活動報告、北京日本クラブの学生委員会よる活動紹介、そして最後に留日学人活動站の3名の会員より、日本留学で構築されたネットワークの紹介および近況報告が行われました。

横井裕大使の挨拶
会場の様子

イベント終了後に開催された懇親会では、在中国日本大使館横井裕大使より参加者に対して謝辞が述べられるとともに、この活動には非常に大きな期待を寄せている旨の発言がありました。会員同士が専門分野の垣根を越えて親睦を深める大変有意義な機会となりました。