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2023 NSFC-CAS-JSPS共同シンポジウム

Translational Medicine and Innovative Drug Research

2023年6月17日(土)~18日(日)、天津市においてNSFC-CAS-JSPS共同シンポジウム「Translational Medicine and Innovative Drug Research」を開催しました。本シンポジウムは、JSPSのカウンターパートである中国国家自然科学基金委員会(NSFC)、中国科学院(CAS)と共同で2013年から開催しているもので、2020~2022年度は新型コロナウイル感染症の感染拡大を鑑み開催を控えていたため、今回、4年振りの開催となりました。今年は、JSPS中国同窓会会員であり、天津医科大学教授でもある孔徳新先生がシンポジウム全体のコーディネーターを務めました。「Translational Medicine and Innovative Drug Research」をテーマとし、日本、中国を含む世界各国から参加された20名の方々より講演いただき、各研究機関に所属する研究者、博士研究員、大学院生等、延べ160名以上に出席いただきました。

シンポジウムに先立ち、コーディネーターを務めた孔徳新教授の他、実施機関、主催機関の代表が挨拶を行いました。JSPS北京研究連絡センターからは山口英幸センター長が登壇し、開会の挨拶及びJSPSの実施している事業について説明を行いました。

天津医科大学
孔徳新教授
JSPS北京研究連絡センター
山口英幸センター長

2日間の日程で実施された各セッションでは、JSPSを通じて日本から参加された京都大学·掛谷秀昭教授、東北医科薬科大学·顧建国教授、公益財団法人がん研究会·旦慎吾部長、東京工業大学·中村浩之教授を含め、20名以上の研究者の方々が登壇し、講演を行いました。

京都大学
掛谷秀昭教授
東北医科薬科大学
顧建国教授
公益財団法人がん研究会
旦慎吾部長
東京工業大学
中村浩之教授

各セッションに設けられた質疑応答の時間には、会場の参加者から様々な質問や意見が寄せられました。また、ティーブレイクやシンポジウム後のレセプションにおいても盛んに意見交換が続き、研究者同士が積極的に交流し、親睦を深める貴重な機会となりました。

JSPS北京研究連絡センターは、今後も日中研究者間の活発な研究交流の場として、本シンポジウムを継続的に実施し、発展させていきたいと考えております。