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JSPS中国同窓会青海支部会

2017年8月25日(金)、JSPS中国同窓会青海支部会による学術セミナー「三江源の産業発展と生態文明建設フォーラム」が青海大学で開催されました。今回のセミナーは宋仁徳青海省玉樹チベット族自治州牧畜獣医工作ステーション長が企画したもので、同窓会員のほか、中国内外の研究者約60人が参加しました。

はじめに趙之重 青海大学副学長が挨拶をされ、続いて宋ステーション長が日中双方のゲストスピーカーを紹介しました。日本側からは長谷川信美 宮崎大学名誉教授が「ヤクと羊の放牧行為が三江源の高地草原に与える影響」と題した講演を、中国側からは柴沙駝 青海大学研究員が「青海高地草原の生産生態生活における重要な技術」、厳振英 青海省草原総合ステーション研究員が「青海省草原の生態保護の状況と展望」と題した講演を行いました。

最後に、廣田薫 JSPS北京研究連絡センター長がJSPS事業について説明を行いました。

JSPS中国同窓会はこのような学術イベントの企画を含めた支部会活動に力を入れて取り組んでおり、同窓会会員間の親睦を深めるのみならず、日中研究者間の学術交流の場としても有意義に機能しています。JSPS北京研究連絡センターでは、今後もJSPS中国同窓会と協力し、同窓会ネットワークを生かした研究交流を促進していきます。

講演をする長谷川名誉教授 挨拶をする宋ステーション長
   
講演の様子 集合写真