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BGI華大基因、SIAT(中国科学院深圳先進技術研究院)、前海管理局を訪問

2019年3月4日、5日にかけて、藤田副センター長は深圳へ赴きました。目的は中国における科学技術の現状を知るためです。

まず4日の午前、BGI華大基因のCNGB(国家基因庫)を訪問し、ゲノム研究にかかる事業の現状や規模、そして今後の展開についてお話を伺いました。そして、研究所ではたくさんの若手をはじめとした研究者が研究活動を行ったりグリーンスペースでリフレッシュしたり、広大な敷地にある行き届いた施設で意欲的な活動をしていました。狭隘さに悩む日本人からすると、羨望さえ感じてしまいました。

続いて午後は、SIAT(中国科学院深圳先進技術研究院)を訪問し、先進技術にかかる研究室を見学させていただきました。やはりここでも広い敷地に建てられた建物の中で、若手をはじめとする研究者たちが医学、工学など様々な分野の実用的研究を意欲的に行う姿を目にしました。

5日は前海地区にある前海管理局を訪問しました。ここではベンチャーやイノベーションに関する活動や取り組み、そして支援についてお話を伺いました。中国で創新、創業と聞くと北京や杭州といったところに思いあたりますが、深圳でもかなり進んでいることを知りました。また、担当者の話によると、驚いたことに、橋をなくして海底トンネルを作る計画をはじめ、街そのものもまだまだ変化と発展を続けていくようです。

BGIのCNGB正面 敷地内に併設された憩いの場
SIAT 海外の著名な研究者とのラボ
前海管理局一帯 創業者の溢れる華強北地区