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北京(中日青年交流センター)における日本留学フェア·セミナーについて(報告)

このたび日本学術振興会北京研究連絡センターは、2012年8月29日(水)北京(中日青年交流センター)において、日中国交正常化40周年記念事業の一環として開催された日本留学フェア·セミナーに参加しました。この日本留学フェア·セミナーは、日本学生支援機構(JASSO)などが、日中国交正常化40周年を契機に日中留学生交流を一層拡大させるために主催し、中国教育国際交流協会と協力して、日本の日本語教育機関、専門学校、大学が一体となり日中の留学事情や留学後のキャリアアップを含めた展望について協議するとともに、日本への留学を希望する学生を対象に、日本留学に関する情報を提供することを目的として開催されたものとなりました。

当センターとしては個別ブースを設置し、ブースに相談に訪れたJSPSに対して高い関心を寄せた博士課程在籍中の学生をはじめとして博士の学位を取得して間もない研究者の方々などに対して、現在JSPS本部にて募集中の外国人特別研究員事業や外国人招へい研究者事業を中心として、これらの事業の趣旨などを説明したり訪問者の質問に応えるなどの対応をしました。

JSPS北京研究連絡センターの担当者からの説明を熱心に聞く参加者

主催者側の発表によりますと、この一日を通して日本留学に関心のある北京の学生や関係者等約1000人程が会場に集まり、参加者は、それぞれ関心のあるブースを訪ね各ブースの担当者から直接説明を受け質問をしたりしていました。その午後より「日中留学交流の展望について」と題したパネルディスカッションが開催され、学生受入れなどいくつかの課題を中心に有識者による活発な討論の行われ、会場に集まった多くの参加者は熱心に耳を傾けている様子が伺えました。

各ブースに集まって説明を聞く参加者たち

当センターとしては今後ともこのような機会を通じて、JSPSが実施する国際交流を推進させるための事業の説明等を関心の高い研究者に対して個別に行うことで、その趣旨の理解をさらに深めていただくとともに積極的にこれらの事業の申請を促すことで、学術の国際交流を支援していきたいと考えております。