2014年2月28日（金）に、清華大学（北京）において日本高等教育説明会（主催：在中国日本国大使館）を開催し、約100名の学生が参加しました。

今回の説明会は、在中国日本国大使館広報·文化センターと科学技術振興機構（JST）、日本学術振興会（JSPS）が以前から北京市内の大学において実施している日本の大学院における研究·教育及び日本への留学制度についての説明会と、中国に事務所を構える日本の大学の説明会を同時に開催したものです。

説明会は二部構成で行われ、前半では日本国大使館名子学一等書記官から日本の国費留学制度について説明した後、JST北京代表処の中西章所長とJSPS北京研究連絡センター和田修センター長から、それぞれの機関の特長やフェローシップ制度について説明をしました。

後半は、日本の大学説明会として、各大学から5分程度の大学紹介プレゼンテーションを行い、引き続き個別ブースでの説明を行いました。学生からは、大学院の専攻や学費などについての留学に関する具体的な質問の他、研究計画書の書き方や大学院進学の際の専攻の選び方などについて、多くの質問がありました。

今回の説明会は、主に理系の大学院生を対象としており、これからさらに自身の研究を深めたいと考えている学生にとって、日本の大学院に進学して研究を続けるメリットや、日本がどの分野の研究で特徴があるかなどを体系的に説明しました。

このような説明会は北京市内の大学を中心に、昨年から継続して開催しています。日本国大使館、JST、JSPSと各大学が連携した説明会を開催することで、学生にとっては一度に様々な情報を得ることができ、非常に好評を得ています。

JSPS北京研究連絡センターは、今後も各機関と連携して、日本の学術研究のPRを展開していく予定です。