2015年11月3日（火）及び4日（水）の2日間、中央アジアのキルギス共和国においてキルギス日本人材開発センター（KRJC）主催の日本留学フェアに参加し、本会の事業説明を行いました。主催者であるKRJCは、日本国際協力機構（JICA）が市場経済移行国に対する「顔の見える援助」として、アジア地域の9か国に設置され、大学間交流促進の一環として、現地教育省や現地大学とのネットワークを生かし、現地日本大使館、日本学生支援機構（JASSO）と連携してオールジャパン体制で日本留学フェアを開催しています。キルギスでは今回で6回目となる開催であり、本会は初めての参加となりました。

11月3日（火）はキルギス国立総合大学、11月4日（水）はビシュケク人文大学を会場として開催され、両日合わせて会場収容人数を上回る650名以上の来場者を得、立ち見で説明を聞き入る学生も見られました。また、会場校の学生・研究者だけでなく他の大学に所属する参加者も多く見られました。日本からは筑波大学、立命館アジア太平洋大学、大阪教育大学、国際大学の4大学が参加し大学紹介及び留学プログラムについての発表があった後、本会北京研究連絡センターの渡辺幹博副センター長が外国人特別研究員事業を中心に事業説明を行いました。

また、フェア前日の11月2日（月）には、キルギスの13大学との紹介セッションが行われ、フェア翌日の11月5日（木）には、教育科学省を訪問し本会の事業説明を行いました。

今回のキルギス訪問をきっかけとして、日本での研究希望者が多く現れることが期待されます。