阪神淡路大震災の発生、被災、復興と防災に関する総合的研究として、7年かけて完成させた『阪神淡路大震災研究』 ( 神戸大学震災研究会編、全6巻) の中国語版が、北京大学出版会から出版されました。
これを記念して2009年12月22日、北京日本学研究センター ( 北京外国語大学内 ) で出版記念会が開催されました。神戸大学から、国際貢献の一環としてこの事業を行った国際交流推進本部を代表して瀬口郁子副本部長が、また、中国側との協議に当たった人文学研究科から佐々木衞研究科長らが出席しました。
中国語版の書名は『日本阪神大震災研究』で、日本語版6巻を抜粋して1巻にまとめました。中国国内で、37元で市販されています。今回の翻訳出版の取り組みが、中国における防災·減災に関して自然科学と人文·社会科学による総合的な研究の発展に資することが期待されます。
詳細は以下のページ:
http://www.kobe-u.ac.jp/info/topics/menu/us2010_01_06_01.htm |