2010年10月18日（月曜日）～21日（木曜日）、ノーベル物理学賞受賞者、日本学術振興会（JSPS）小林誠理事は、上海交通大学と清華大学を訪問し、講演を行いました。

10月18日（月）～19日（火）、小林理事は上海交通大学を訪問し、19日（火）午後から図書館講堂で主として物理学科の学生を対象に講演が行われました。講演のタイトルは「Violation of Matter- Antimatter Symmetry」で、会場には約300名の学生が集まり、着席できない学生も多数いました。

10月20日（水）～21日（木）、小林理事は北京へ移動し、清華大学を訪問し、20日（水）午後から理学院報告庁で主として物理学科の学生と教員約80名を対象にした物理の専門家向けのセミナーが行われました。テーマは「Electric Dipole Moment and Duality」で、講義後多くの質問が寄せられました。21日（木）には海外名師講堂にて「Violation of Matter-Antimatter Symmetry」のタイトルで講演が行われました。今回の講演は世界の著名人が後援する清華大学海外名師講堂（清華グローバルビジョン講演）シリーズの一つとして行われ、小林理事は講演後にサインを行いました。