2009年5月10日(日)、第2回中日文化祭が北京大学三角地にてその幕を開けました。本イベントは昨年から始まり今回で2回目となりますが、日本大使館や国際交流基金等の政府関係機関だけでなく、日本の有名企業も後押ししています。
会場では日本食の試食、着物の着付け体験、観光名所紹介といった日本に興味をもってもらうためのブースが設けられています。会場には日本語学、日本文学専攻ではないが日本語を少し話せる学生や、他国の留学生も多数訪れていました。
会場には早稲田大学や新潟大学からの交換留学生が各ブースの応援に駆けつけていました。日本人留学生の運営スタッフは、「北京大学では秋に各国の文化を紹介するイベントはあるが、今回のように1か国に特定した文化交流イベントは珍しい。」と話しました。また、中国人学生のスタッフに日本留学について尋ねたところ、「専攻の勉強があり今すぐというわけにはいかないが、日本留学には興味をもっている」と答えました。
日本政府の留学生30万人計画により、中国からの留学生が重要視されている今、このような地道な活動から中国人学生の日本への興味を更に高められ、今後の日本への留学生増加につながることが望ましいところです。
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