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久留米大学中国会成立五周年記念活動(報告)

2011年8月20日(土)に、久留米大学中国会成立五周年記念活動として、「中日若者の相互理解を拡大することを図る草の根交流セミナー」(主催:日本久留米大学中国会 共催:株式会社久留米リサーチパーク 後援:JSPS 北京研究連絡センター他)が、中国人民対外友好協会において行われ、 JSPS 北京研究連絡センターから佐々木センター長、水野副センター長が出席しました。

プログラムは、2部構成となっており、第1部では「がんペプチドワクチン療法の実用化について」(野口 正典(久留米大学先端癌治療研究センター臨床研究部門教授))と「日本語敬語と日本文化」(邢文柱(大連海事大学外国語学院))の2つのテーマについて、セミナーが行われました。前者は久留米大学発の先端的なワクチン療法に関する研究成果の発表であり、中国人に対しても治療を希望する患者を受け入れる構想があることが示されました。また後者は久留米大学元留学生による研究発表であり、同大学のネットワークにより、中国において日本語や日本文化理解の普及が行われていることがうかがえました。

第2部は交流懇親会となっており、来賓としてJSPS 北京研究連絡センター佐々木センター長が挨拶をしました。その中で、佐々木センター長は、本セミナーの主旨である、東アジア地域における学生交流の意義について強調するとともに、それに関連してJSPSの新事業である「大学の世界展開力強化事業」の紹介もあわせて行いました。

当日は、日中の政府系機関、教育関係者、久留米大学同窓会会員ら約150名が参加者し、参加者同士の活発な学術·文化交流が行われました。

挨拶する佐々木センター長

会場での研究成果陳列