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「日本古代史研究の現在と未来」国際学術シンポジウム(報告)

2012年10月13日(土)~14日(日)、「日本古代史研究の現在と未来」国際学術シンポジウム(主催:北京大学歴史学系、清華大学歴史系および京都大学文化研究科 後援:JSPS北京研究連絡センター)が北京大学および清華大学で開催され、13日(土)北京大学で開催されたシンポジウムに北京研究連絡センターから佐々木センター長、他2名が出席しました。

開会式では、主催機関の1つである北京大学歴史学系の沈仁安教授から、続いて中国社会科学院世界歴史研究所の徐建新教授から、それぞれ学術的な共同研究を通して日中の交流を継続させたいという挨拶が述べられた後、佐々木衞センター長より、日中情勢が不安定な中、学術機関でさえも交流活動に慎重な態度を取る中にあっても、学術と文化の交流の門戸を閉じることなく勇気とエネルギーとでもって学術シンポジウムを開催した京都大学と北京大学、清華大学に対する心からの敬意が示されました。その後シンポジウムは2日間にわたって開催され、日中それぞれの研究者14名による研究発表やディスカッションが展開されました。

北京研究連絡センターでは、日本の各大学が主催し中国で実施するシンポジウムやセミナー等に対する支援事業を行っており、今回のシンポジウムもその一環で実施されました。今後もこのような学術交流やネットワーク形成に関するイベントを引き続き支援していく予定です。