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2012 Peking University Study Abroad Fair(報告)

このたびJSPS北京研究連絡センターは2012年12月5日(水)、北京大学に2012 Peking University Study Abroad Fairに参加しました。このフェアは北京大学が主催したもので、このフェアを通じて北京大学の海外留学に関心の高い学生に対して海外留学の情報を直接提供することで海外留学を一層拡大させることを目的として、北京大学と協定校など関係のある14か国36機関が協力し昨年に引き続き開催されました。

会場の様子 JSPSのブースを訪れた北京大学の李岩松副学長

当センターとしては個別ブースを設置し、ブースに情報を求めに訪れた研究者を志す博士課程在籍中の学生をはじめとして博士の学位を取得して間もない研究者の方々などに対して、JSPSが実施する外国人特別研究員事業や外国人招へい研究者事業など博士学位取得後に申請可能な事業に対してこれらの事業の趣旨などを説明するとともに募集の時期や申請方法などの質問に応えるなどの対応をしました。

熱心に質問をする北京大学の博士課程学生

北京大学の発表によりますと、約800人が各会場に集まりそれぞれ関心のある国や大学のブースを訪ね担当者から直接説明を受け質問をしたりしていました。ブース設置と同じ時間帯で4つの会場に分かれ各大学のプレゼンテーションをする時間が設けられていましたが、それぞれの会場に集まった参加者は熱心に耳を傾けている様子が伺えました。

東京大学の説明を行う東京大学北京事務所宮内所長

他の国々の大学もそれぞれの国や大学の特徴を出したブースを設置していましたが、日本側も当センターをはじめ東京大学、北海道大学、早稲田大学のブースに在日本国大使館が準備した国費留学生の研究留学プログラムに関する情報や日本留学に対する必要な情報を一つにまとめた「日本留学指南」を訪れた学生に提供するなどオールジャパンで取り組みました。

当センターとしては今後ともこのような機会を通じて、JSPSが実施する事業について研究者を志す博士課程に在籍する学生や若手の研究者らに対して個別に説明することで、その趣旨の理解をさらに深めていただくとともに積極的にこれらの事業の申請を促すことで、日中の学術国際交流を支援していきたいと考えております。