2014年11月15日（土）に東北師範大学及び赴日本留学生予備学校（吉林省長春市）において、大学合同日本留学説明会（主催：希平会）を開催し、日本から25の大学·機関が参加しました。説明会は午前に東北師範大学、午後に赴日本国留学生予備学校でそれぞれ開催しました。午前は東北師範大学をはじめ近隣の大学から約180名の学生が、午後は日本の文部科学省からの国費奨学金の助成が決まり、日本の大学院への進学を目指して現在日本語を勉強中の学生ら約200名が参加し、あわせて約380名の学生が参加をしました。

午前中に東北師範大学の本校で行われた説明会では、はじめに東北師範大学国際合作与交流処の安載鶴副処長及び希平会を代表して岡山大学の荒木理事からそれぞれご挨拶がありました。続いて、在瀋陽総領事館の平島副領事及び徐嬌玲留学アドバイザーから日本留学の魅力、手続き及び留学生に対する奨学金制度などについての概要説明がありました。その後、参加した22大学·機関の担当者による個別プレゼンテーションが行われました。

午後には、東北師範大学浄月校区にある、赴日本国留学生予備学校において、説明会を開催しました。はじめに、張群舟副校長があいさつを述べられ、午前と同様に参加した大学の紹介と、留学アドバイザーからの説明が行われました。

両会場ともに、会場に用意した座席数を大幅に超え、立ち見の学生が出るほどの盛況ぶりでした。全体説明終了後は、日本の大学が設置した個別ブースで、さらに具体的な説明が行われ、参加した学生たちは、いくつものブースを回り、大学の担当者に熱心に質問をしていました。

なお、赴日本国留学生予備学校では、参加した学生のほとんどが、文部科学省の国費奨学金による日本の大学院への進学が決まっており、進学先の検討のために今回の留学説明会が非常に参考になっているということです。

JSPS北京研究連絡センターでは、希平会の事務局として、このような日本への留学促進を図ることを目的とした大学合同日本留学説明会を中国各地にて実施しています。今後も引き続き日本の大学の中国における様々な活動を支援していく予定です。