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2016年2月23日(火)及び24日(水)、中国雲南省の昆明において、「中日科学技術政策セミナー」が開催され、本会からは家泰弘理事と山口英幸研究協力第二課長、北京研究連絡センターの廣田薫センター長と渡辺幹博副センター長が出席しました。
本セミナーは、文部科学省、科学技術振興機構(JST)及び中国科学院(CAS)が主体となって、両国の直近の科学技術政策·動向等に関する意見交換を行うものです。2004年に中国の昆明で初めて開催されて以来2010年まで日中交互に7回開催された後、一時中断し、今回6年ぶりに再開されることとなりました。
セミナーの冒頭では、中国側から方新中国全国人民代表大会常務委員、日本側から有馬朗人学校法人根津育英会武蔵学園長(元文部大臣)による日中の科学技術の現状についての基調講演が行われ、その後、①科学技術イノベーション政策に関するホットトピックス、②科学技術イノベーションに関する政策策定および課題、③日中科学技術重点分野設定に関する実践方法論に関する討論が行われました。本会の家理事からは、世界をリードする知の創造に向けたJSPSの取り組みに関する発表が行われました。
また、セミナーの最後に、日中両国が科学技術に関する重要課題及び協力体制について自由に議論できる本セミナーを今後も継続して開催していくことで合意しました。
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