2016年10月28日（金）、岡山大学は、中華人民共和国遼寧省大連市の大連海事大学で中国東北地区（黒龍江省・吉林省・遼寧省）の大学の学生を対象とした「第三回-岡山杯-日本語スピーチコンテスト」（主催：岡山大学グローバル·パートナーズ、後援：JSPS北京研究連絡センター）を開催しました。「未来への挑戦」をメインテーマとしたコンテストには、17校から40人の応募があり、書類による第一次審査で選抜された11人の学生が、200人を超える観客の中、スピーチを行いました。

審査委員は、在瀋陽日本国総領事館の石塚英樹総領事、岡山大学グローバル·パートナーズの山本洋子センター長等が担当しました。厳正な審査を行い、最優秀賞第一位に大連海事大学の栢重陽さん、第二位に吉林大学の周心奕さんが選ばれ、岡山大学から副賞として同学への5日間の研修旅行が贈呈されました。また在瀋陽日本国総領事館からの特別賞である総領事賞に、大連理工大学の張一剣さんが選ばれました。

岡山大学は平成19年8月、吉林省長春市にある東北師範大学内に長春事務所を設置し、中国東北地方において学生·学術交流を推進するほか、留学を希望する中国人学生への情報提供や大学PR活動などを行っています。

今年のスピーチコンテストは、中国·大連海事大学の単紅軍副学長、国際教育学院の彭雪飛副院長、外国語学院日本語学科の邢文柱主任らの協力を得て実施しました。中国東北三省の大学で日本語を学習する学生への支援と、各大学の教員と本学との友好関係強化を狙いとして、今後も毎年１回、継続して実施する予定です。

主催：岡山大学グローバル·パートナーズ

共催：国立六大学国際連携機構（千葉大学、新潟大学、金沢大学、長崎大学、熊本大学）

後援：岡山大学生活協同組合、在瀋陽日本国総領事館、日本学術振興会北京研究連絡センター

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