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寧夏大学における日本留学説明会

2017年3月14日(火)~15日(水)、寧夏大学(寧夏回族自治区銀川市)において日本留学説明会(主催:在中国日本国大使館)が開催され、JSPS北京研究連絡センターからは橋本真里国際協力員及び江岸助理が出席しました。

3月14日(火)は、島根大学·寧夏大学国際共同研究所を訪問し、中国側より寧夏大学外国語学院長の周震教授(共同研究所中国側所長)、同学院蔵志勇准教授(同中国側副所長)、日本側より島根大学生物資源科学部の伊藤勝久教授(同日本側所長)、同学部一戸俊義教授(同日本側副所長)、田中奈緒美駐在研究員より研究所の特色や強み、現在の研究成果について紹介がありました。

共同研究所訪問 研究者との記念撮影

島根大学·寧夏大学国際共同研究所は、1980年代から続く両校の学術交流をさらに促進するために2004年に設立され、主に地域経済、低開発地域の環境保護、社会文化及び教育等の分野で多くの研究成果を生み出しています。また、それらの成果を発表する場として、日中学術セミナーを毎年日中交互に開催しています。さらに近年では、中国西部地域の大学を中心として、両校以外の研究者の共同研究への参加が増え、交流範囲が広がってきているため、中国西部の問題に関心をもつ研究者同士の学術交流のための、高度で特徴ある国際共同研究プラットホームとしての機能の強化に取り組んでいます。今後は、国内外の研究者に開かれた西部地域研究の拠点として、より一層の発展が期待されます。

翌日15日(水)の寧夏大学での留学説明会では、日本から名古屋大学、島根大学、桜美林大学、久留米大学、理化学研究所および日本学術振興会の4大学2機関が参加し、学部生を中心に日本留学を希望する学生ら約70名が会場を訪れました。また、夜には、万達嘉華酒店において在中国日本国大使館と島根大学·寧夏大学国際共同研究所の共同主催のもと、意見交換会が行われ、銀川市周辺に住む日本留学経験者をはじめ、寧夏大学、北方民族大学、寧夏医科大学の各関係者、銀川市の日本人コミュニティ関係者等、70名の出席者で賑わいました。日本留学経験のある研究者からは、JSPS事業について個別に相談を受け、日本への招へいプログラム、留学制度、共同研究助成制度をアピールするとともに、日中間交流を促進する有意義な機会となりました。

会場の様子