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広島大学北京研究センターとの共催シンポジウム

「『紅葉を詠う詩』日中漢詩対話および交流検討会」

2021年10月23日(土)、24日(日)に、「『紅葉を詠う詩』日中漢詩対話および交流検討会」を広島大学北京研究センターと共催しました。

本シンポジウムでは、本年9月に刊行された漢詩集『紅葉を詠う詩』を記念して、日中の自然観および環境意識について、日中の研究者による発表と討議が行われました。

日中双方の会場(日本側:広島大学、中国側:首都師範大学)参加者をオンラインで繋いだ他、首都師範大学·広島大学共同大学院院生や首都師範大学日本語学科学生など約150人がオンライン上で参加しました。

冒頭、佐藤利行広島大学教授(中国文学)から、「もみじを詠う詩」という切り口から日中詩学における自然観や東方美意識について交流・対話したいという趣旨が述べられ、西郷隆盛(南洲)の漢詩に見る美意識について紹介されました。

次いで、『紅葉』の共同編著者である大谷博国にしき堂社長から、漢詩を日中の共通文化財であるとする見方からの考察が披露されました。

これらに続いて、様々な立場の日中の研究者から、シンポジウムのテーマに沿った多様な発表がありました。

当センターからは、成瀬副センター長がJSPSの国際事業について、中国や人文学分野の交流を中心に紹介しました。

当センターでは、今後も中国国内で開催されるシンポジウム・セミナーを共催・後援していきますので、イベントを企画されている大学関係者や研究者がおられれば、お気軽にご連絡ください。

中国側会場(首都師範大学)
日本側会場(広島大学)
会場での発表の様子
(馬自力首都師範大学文学院院長)
オンラインでの発表の様子
(薛天緯中国李白研究会会長)