2025年5月18日（日）湖北省武漢市において、JSPS中国同窓会湖北支部シンポジウム「地理情報のセキュリティ保護とプライバシー保護」を開催しました。JSPS中国同窓会シンポジウムは、例年、JSPS中国同窓会会員からの申請を受けて開催しているイベントであり、今回は、中国地質大学（武漢）の程池准教授がコーディネーターを務めました。会場には、研究者や学生・同窓会員約50名が集いました。

シンポジウム冒頭に、当センターの今城佳奈子副センター長より祝辞を述べ、JSPSの実施している主要な国際交流事業について説明を行いました。続いて、中国同窓会湖北支部長の陳洪研究員（中国農業科学院油料作物研究所）からJSPS外国人特別研究員事業の経験談を講演し、海外に出て経験を積む重要性を若手研究者に話しました。陳洪支部長は、昨年度の恩施土家族苗族自治州農業科学院での事業説明会にも駆けつけ、JSPSを積極的に広報してくださっています。

その後、JSPS中国同窓会員である張明武教授（湖北工業大学）、朱友文教授（南京航空航天大学）、程池准教授による講演が行われました。

シンポジウム前日のレセプションでは、中国地質大学（武漢）計算機学院の党委書記・李国昌氏から歓迎の挨拶がありました。

武漢は中国でも大学が多い都市の一つです。本シンポジウムには、中国地質大学からだけでなく、近隣の武漢大学、華中科技大学、湖北工業大学などに所属している同窓会員の参加もありました。今年度は秋頃に中国農業科学院油料作物研究所（武漢）でもシンポジウムを開催予定です。是非次回の参加もお待ちしています。