2026年7月5日(日)、湖北省襄陽市において、JSPS中国同窓会湖北支部主催のシンポジウム「生態宜居農村*建設および県域経済発展セミナー」が開催されました。
本シンポジウムは、JSPS中国同窓会会員からの提案に基づき毎年開催されているもので、今回は華中科技大学グリーンエネルギー工業研究センターの郭利民教授がコーディネーターを務めました。
開会にあたり、当センターの山口英幸センター長が挨拶を行いました。山口センター長は、JSPS中国同窓会が日中両国の研究者を結ぶ貴重なネットワークとして重要な役割を果たしていることに触れ、会員の皆様による長年の献身的な活動に対して敬意と謝意を表しました。また、JSPSが実施する主要な国際学術交流事業について紹介するとともに、研究者の自主性を尊重するJSPSの理念や、学術研究における独創性の重要性について説明しました。
| セミナーを進行する郭利民教授 |
JSPS国際交流事業の紹介 |
講演セッションでは、大学や科学院の研究者に加え、企業経営者など地域経済の発展に携わる多様な専門家8名が登壇し、それぞれの専門的見地から報告を行いました。参加者との間では活発な質疑応答や意見交換が行われ、農村振興や県域経済の持続的発展に関する理解を深める有意義な機会となりました。
中国地質大学(武漢)
鄭国東 教授 |
中国農業科学院油料作物研究所
陳洪 研究員 |
最後に、JSPS中国同窓会の劉山虎会長(河南大学教授)が閉会挨拶を行い、本セミナーへの期待される成果や地域経済のさらなる発展への展望について述べるとともに、開催に尽力した郭利民教授をはじめ関係者への謝意を表しました。これをもって、本シンポジウムは成功のうちに閉幕しました。
*「生態宜居農村」とは、「自然環境が豊かで、人間が健康かつ快適に暮らせる(住むのに適した)農村」を意味します。中国政府が国家戦略として進めている「農村振興戦略」の5大目標の1つであり、単に自然が残っているだけでなく、「エコロジー(環境保護)と現代的な住みやすさ(インフラ整備)が両立した理想的な農村づくり」を指しています。
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