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硤合憲三先生のノーベル化学賞受賞が決定されましたことを、心よりお祝い申し上げます。
先生の研究は、不斉有機合成に関するものであり、自己触媒作用によってごく小さなキラリティーの偏りが増幅されることを明らかにすることで、当該分野の発展に大きく貢献されました。また、その成果は、生命におけるホモキラリティーの起源の解明につながるものとして、世界的に高く評価されています。
このたびの受賞は、研究者の自由な発想から生まれた研究が、長い年月を経て世界的な成果へと結実することを示すものであり、基礎研究から応用研究に至る幅広い学術研究の重要性を改めて示すものです。
日本学術振興会は、今後も研究者の自由な発想に基づく独創的・先駆的な研究を支援するとともに、多様な学術研究の発展と次世代研究者の育成に努め、学術を通じて社会と世界の発展に貢献してまいります。
独立行政法人日本学術振興会 理事長
杉野 剛
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