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JSPS中国同窓会江蘇支部会を開催

2020年11月21日(土)、南京大学外国語学院主催、JSPS中国同窓会江蘇支部等関連機関共催の『日本文学における都市描写』学術シンポジウムが南京大学国際会議センターにおいて成功裏に開催されました。

南京大学外国語学院の何寧院長は開会の挨拶で、ユネスコが2019年10月31日の「世界都市デー」に、66の都市がユネスコの『創造都市ネットワーク』に加入すると正式発表した旨を紹介しました。この際、南京は『文学の都』として加入し、中国で初めてこの称号を得た都市となりました。今回のシンポジウムは、南京の『文学の都』としての学術的地位と社会的価値をさらに向上させることを目的としています。開会式後のハイエンドフォーラムでは、復旦大学の李征教授ら4人の大学研究者が基調講演を行いました。約60名がこの会議に参加し、会場は終始満席で、文化的な雰囲気の中で激しい学術討論が行われました。また、JSPS北京研究連絡センターの廣田薫センター長は、日本からビデオメッセージによる挨拶を行いました。

何寧院長による開会の挨拶 李征教授による基調講演

JSPSの事業説明会は、午後の休憩時間を利用し和やかな雰囲気の中で行われました。参加者はJSPSのプロジェクトに高い関心を示し、このようなプロジェクトを広く周知し積極的に利用することで、日中学術交流を推進するよう努力すると表明しました。

疫病防止期間中に開催されたこの会議について、江蘇支部会員の劉東波研究員は、会議運営組織を率い、安全・安心の原則に基づく入念な準備と会議関連業務の遂行にご尽力下さいました。この場を借りてお礼申し上げます。

JSPS中国同窓会は、今後も引き続き学術シンポジウムや事業説明会等の各種活動を積極的に行い、日中研究者の学術プラットフォームの構築および共同研究の推進に貢献していきます。