2010年11月20日(土)、中国科技会堂にて、JSPS中国同窓会設立大会·第一回総会を開催しました。当日は、約千数百名の同窓生の内約160名が中国全土から集まり、役員の決定などを行いました。

総会前半部ではまず初めに、小野元之 JSPS 理事長が挨拶を述べた後、山田重夫在中国日本国大使館公使や李賛東留日学人活動站常務副会長から祝辞をいただきました。また、里見昭彦 JSPS 国際事業部人物交流課長より「同窓会について」という題でお話がありました。

総会後半部では東京大学東洋文化研究所の高見澤磨教授より「日中学術交流の長期的回顧と展望－法学の観点から」というテーマで、記念講演をしていただいた後、役員の承認などを行い、初代会長となった余翔（華中科技大学）教授からご挨拶がありました。

総会後に行われたレセプションにも総会出席者のほとんどが参加しました。様々な分野の研究者が一堂に会し、研究領域を越えて交流するという場は滅多にありません。今後、同窓会活動を通じてネットワークが広がるとともに、新しい発想が生まれ、研究活動でも更なる発展が期待できそうな総会となりました。