トピックス・イベント
2024年 2023年 2022年 2021年 2020年 2019年 2018年 2017年

2016年 2015年 2014年 2013年 2012年 2011年 2010年 2009年

2008年 2007年

China-Japan Symposium on Visual Computing(報告)

2011年9月17日、湖南大学で開催された「China-Japan Symposium on Visual Computing」に佐々木センター長、水野副センター長が参加しました。

中国計算機学会、湖南大学、中国国家自然科学基金委員会、JSPSにより支援された本シンポジウムは、日中の研究者がVisual Computing(視覚計算)の分野で最新のトピックスを紹介し、今後、このシンポジウムを日中共同研究のプラットフォームとして展開させるために企画されたものです。視覚計算は医療分野を始め生活のあらゆる場面で関わりのある研究分野ですが、今回は特に5つのトピックス(Computer vision , Computer graphics, Virtual reality, Medical image analysis, Visualization)について、日中の20人の研究者(基調講演6人、招待講演14人)が講演を行い討論が進められました。初日は湖南大学の学生(大学院修士課程学生が大半)を中心に約200人が集まり、講演後は英語で活発な質疑応答が行われました。湖南大学の担当者によると、今後の研究計画を決定するために、多くの学生がこのシンポジウムに関心を寄せ、出席者が増えたとのことでした。

当センターでは日中の大学間で行われている様々な共同研究を取り上げ、その成果を紹介し、今後の共同研究の方向性について議論し、日中学術交流の発展に寄与するために、このようなシンポジウムを支援していますが、本分野においても日中の研究レベルが拮抗してきており、支援が重要であると感じました。また、シンポジウム開催中に、研究者と意見交換を行い、北京市中関村にあるMicrosoft Research Centerの先端的な研究活動等、今後の事業展開にあたっても、有益な情報を得ることができました。