2012年8月18日、「第17回社会経済国際シンポジウム」（主催：久留米大学経済学部、中国社会科学院人口与労働経済研究所·老年科研中心、中国友好和平発展基金会、河南省人民対外友好協会他　後援：JSPS北京研究連絡センター他）が開催され、北京研究連絡センターから水野副センター長が出席しました。

第17回目を迎える今年は、「日中韓における少子高齢化への対応政策の比較研究」をテーマに、河南省鄭州の安鋼大酒店で開催されました。

開会式では各国の主催機関から開会の挨拶が述べられた後、来賓として水野副センター長が挨拶を行い、その中で学術研究のグローバル化や国際協働ネットワーク構築の意義について強調しました。

その後、3カ国の講演者による基調講演や２つのテーマ（「東アジアにおける少子高齢化と経済発展」、「低炭素経済と企業経営の新しい理念」）に分かれた分科会が行われ、参加した約40名の研究者による最新の研究発表やディスカッションが展開されました。

北京研究連絡センターでは、日本の各大学が主催し中国で実施するシンポジウムやセミナー等に対する支援事業を行っており、今回のシンポジウムもその一環で実施されました。今後もこのような学術交流やネットワーク形成に関するイベントを引き続き支援していく予定です。