2012年9月9日（日）、セントレジス北京において「Kobe University Global-Link Forum in Beijing」が開催され、神戸大学の同窓生ら約90名が集まりました。このフォーラムは、「グローバル人材の育成と輩出」をテーマに神戸大学が国際的な知的情報リソースである海外同窓会ネットワークとより積極的に連携協力して福田学長をはじめ神戸大学が海外に赴き、神戸大学のブランドを世界に発信することを目的とし開催するもので、バンコク、ソウルに続いて、今回は中国神戸大学同窓会の共催により北京で開催されました。

フォーラムでは福田学長の挨拶に始まり、日本国大使館山田公使より各大学に期待することは留学生を受け入れるだけでなくその後のつながりを生かした取り組みをしていただきたく、是非このような神戸大学同窓会を通じたネットワークを強化してほしいとの祝辞が述べられた後、中国同窓会総代表の徐氏より、留学を通じて両国民の物の考え方や生き方などの様々な違いを改めて自覚したうえで、世界に大きな影響を与えるアジアの安定のための中日の友好関係のために力を尽くしたいとの力強い挨拶がありました。

その後「グローバル人材の育成と輩出への取り組み」「神戸大学が挑むアジア共通課題」というテーマで佐々木センター長司会による６人の講師からの特別講演がありました。その後神戸大学のネットワーキングでは、中国で活躍する日本人と中国人が交流し、世代や専門を超えて新旧の絆が深まる場面が広がり、最後では学歌の斉唱が行われるなど盛会のうちにフォーラムは終了しました。

司会する佐々木センター長

当センターとしては、引き続きこのような大学の海外での取り組みを支援していきたいと考えております。