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JSPS中国同窓会役員会(会長会)立ち上げのための意見交換会(報告)

2013年1月18日(金)、北京研究連絡センターにおいて、JSPS中国同窓会役員会(会長会)を立ち上げるための意見交換会が開催されました。

JSPS中国同窓会は2010年に発足し、シンポジウムの開催、ブリッジフェローの採択など、同窓会の活動を推進してきました。また、2011年の理事会にて、7つの地区からなる35の分会に分会長を置き、これによって、分会単位に地域性に根ざした独自の活動をすることができるようになりました。しかし同窓会が対象とする中国地域の範囲が広く、同窓会員の研究はさまざまな領域に及んでいるために、活動の展開を自立的に運営するまでに至っていません。昨年11月3日(土)に開催された理事会では、多様な会員の要望を十分に反映した同窓会の運営を求める意見が出ていました。実現するための改善を求める意見が出ていました。そこで今回の意見交換会は、同窓会の活動計画を会員の要望を取り入れなおかつ迅速に実施する目的で役員会を置くという意見を踏まえ、開催されたものとなりました。

このたびの意見交換会には、余翔会長、王金清副会長および趙宝華副会長が出席しました。この中で、今後JSPS中国同窓会の中に、同窓会活動を自立的に運営していくための組織として、会長、副会長の計5名で構成される「会長会議」を置くという意見が出されました。またこの会議を、当該年度の6月(総会、シンポジウムの準備)と総会の翌日(次年度の活動計画の企画)との2回開催してはどうだろうかとの意見が出ました。次に、次年度のシンポジウム開催についての意見交換を行いました。その中で、2013年度には総会主催と分会主催によるシンポジウムを企画することで意見が一致しました。同窓会とJSPS北京研究連絡センターが主催するシンポジウムには、CAS、NSFC、JSPSとの共催もしくは後援として、学術的に影響力のあるものを企画してはどうかとの意見が出ました。また、分会の活性化のために、地方分会が主催する機会を多くするということで意見が一致しました。さらに、従来からの課題であった同窓会名簿の管理についての意見交換が行われました。その中で、名簿情報の更新、会員間の相互公開の可否について、2月初旬の1週間程度を使って集中的に電話等の確認をするということになりました。会員名簿を安全に管理し会員間で共有することによって、会員会やJSPS中国同窓会の基本単位である7地区のそれぞれの支部間での情報の共有を図ることが可能となります。このことによって、7地区の活動を自立的に行うことを促すとともに、その活動がより活発化することが期待されます。

JSPS北京研究連絡センターでは、このように今後も同窓会活動の自立と活発化に向けて、事務局として支援をしていきたいと考えております。