2013年2月8日（金）にバンコク市内において開催された第4回タイ同窓会総会およびJSPS-NRCT RONPAKU Medal Award Ceremony（以下論文博士メダル授与式）に中国同窓会会長として余翔会長が招かれました。

余会長はタイ同窓会冒頭挨拶にて、今回参加の機会をいただけたことへの謝意を示され、この機会をJSPS同窓会のグローバルな相互交流の第一歩としていきたい、との意見を表明されました。

論文博士メダル授与式における特別講演として余会長は「International Exchange Promoting Common Development and Understanding」を題目にプレゼンテーションを行いました。この特別講演において、余会長が知的財産を専門とする法学研究者としてのドイツでのミュンヘン大学、マックスプランク研究所における研究経験や日本での北海道大学での研究経験に通じ、各国による研究スタイルやシステムのよい点に触れることで研究者として見識を広め、研究成果を上げていかれたことを述べられました。本講演の聴衆である論文博士メダル受賞者を激励するとともに、研究者および関係者を含め、あらためて国際的な学術交流の発展の重要性を認識される講演となりました。

JSPS北京研究連絡センターでは2013年度には中国の側でタイ同窓会会長をお招きすることを予定しております。JSPS同窓会活動をグローバルな活動に発展させていきたい、という意向の実現を今後も持続的に継続していきたいと考えております。