トピックス・イベント
2024年 2023年 2022年 2021年 2020年 2019年 2018年 2017年

2016年 2015年 2014年 2013年 2012年 2011年 2010年 2009年

2008年 2007年

北海道大学·大連理工大学交流デー(報告)

2013年3月15日(金)、大連理工大学において北海道大学と大連理工大学の学術交流を記念して、「北海道大学·大連理工大学交流デー」が開催され、当センターから佐々木センター長、加藤副センター長および矢田国際協力員の3名が出席しました。

挨拶する佐々木センター長

開会式において、大連理工大学の李副学長よりご挨拶が行われました。李副学長は、挨拶の中で、大連理工大学の紹介を行うとともに、北海道大学との学術交流は2010年にノーベル化学賞を受賞された北海道大学の鈴木章名誉教授の大連理工大学への訪問など、北海道大学と多くの交流を重ねており、引き続き交流を継続させていきたいとの挨拶が述べられました。その後、北海道大学の本堂副学長よりご挨拶が行われました。本堂副学長は挨拶の中で、北海道大学の成り立ちを紹介するとともに、北海道大学が東アジアの国々との交流、その中でも中国との交流を重視しており、特に中国とは23校の大学と学術交流協定を締結し、850人の中国人留学生を受け入れている北海道大学の状況が説明されました。そして今回は、400人の参加があったアモイ大学との交流に引き続いて、大連理工大学にても学術交流を行うため、北海道大学の教職員36名とともに訪問したことが紹介されました。

その後、このイベントを後援したJSPS北京研究連絡センターの佐々木センター長より挨拶が行われました。挨拶の中で、現在の日中の政治的に困難な状況下にあっても、学術交流や若い世代の育成を発展させるために、両大学がこのような活動を通じて交流を加速させていることに対して、関係者の方々への敬意が表されました。さらに、北海道大学の北京オフィスの野澤所長および大連理工大学の国際合作与交流処の趙処長より挨拶が行われ、最後に大連理工大学より研究交流の報告が行われ、会場に集まった両校の関係者120人は、熱心に聞き入っていました。

翌日の16日は、両校による研究交流セミナーが開催され、大連理工大学の教員や研究者、学生など150人が会場に集まり交流を深めるとともに、両校の交流への関心の高さが伺えるものとなりました。

当センターでは、このように日本の大学が中国の大学と共同で実施する学術交流事業に対する支援を行っており、今後も引き続き支援していく予定です。