2013年6月21日(金)、JSPS北京研究連絡センターが事務所を設置している中国科学院国家科学図書館において、日本留学説明会(主催:中国科学院国家科学図書館 文献服務部)が開催され、中国科学院の学生を中心に約25名が参加しました。
説明会では、はじめに在中国日本国大使館の名子学書記官が「日本の大学の研究教育力の状況と今後の取組」と題し、近年の日本の大学における研究教育システムや研究教育力強化に向けた取組、日本と中国との研究·教育交流状況などについて具体的な事例を交えて説明されました。続いて、吉井忍留学アドバイザーが、日本留学制度や日本留学のメリット、奨学金や学費、生活費等の予備知識について説明されました。また、JSPS北京研究連絡センター和田センター長が、JSPSの概要と特徴、若手研究者育成事業等について説明されました。
今回の説明会は、主催者である図書館文献服務部の担当者から大使館留学相談あてに説明会開催の打診があり、主に中国科学院内の研究所に所属する学生を対象に開催したものです。参加者の多くが大学院生ということで、JSPSからは海外のポスドクを対象とした事業等について説明を行いました。
説明後の質疑応答では、参加者から奨学金制度の内容や、日本の大学院の個々の特徴などについて、具体的な質問が多く出されていました。また、説明会終了後にも、個別に説明者へ質問するなど、少規模の説明会ではありましたが、参加者全員が疑問点を解消できる会となりました。
JSPS北京センターでは、今後も様々な機会にJSPS事業について紹介していく予定です。 |