2013年10月22日(火)に蘭州大学で開催された「北海道大学·蘭州大学交流デー」(主催:北海道大学、蘭州大学、後援:JSPS北京研究連絡センター)に、JSPS北京研究連絡センターから和田修センター長他2名が出席しました。
このイベントは、北海道大学が協定を結んでいる大学と連携して、教職員·学生の相互交流を図ることを目的に毎年開催しているものです。今年は蘭州大学の他に、西安交通大学(陝西省西安·10月24日)でも開催しました。
22日午前に蘭州大学逸夫科学館報告庁で行われた開幕式には、両大学から約300名の研究者、学生が参加しました。はじめに、蘭州大学の王乗学長が、「北海道大学の皆様を心から歓迎します。長い歴史をもつ両大学が交流することで、学術研究の面でもよい成果をもたらすものと期待します」と歓迎の挨拶を述べました。続いて、北海道大学の山口桂三学長が、交流デーを盛大に開催できたことに感謝の意を表し、今後も蘭州大学との交流を進めていきたいと述べられました。
また、JSPS北京研究連絡センター和田センター長は、交流デーの開催への祝辞として「学生同士が直接交流できる、他に例を見ない活動であり、開催にあたりご尽力された両大学の先生方、大学職員の方々に敬意を表します。学生の皆さんにとっては、お互いの大学や研究などについて理解を深め、国際交流の足がかりとなる素晴らしい機会です。今後も益々両大学の連携が発展することをお祈りします」と述べました。
開幕式の後半には、蘭州大学国際合作与交流処の王育華処長が日本語で、北海道大学北京オフィスの野澤俊敬所長が中国語で、それぞれの大学を紹介するプレゼンテーションを行いました。その後、両大学の研究者と学生は、専門分野に分かれてセミナーと意見交換会を行うなど、一日を通して交流を深めました。
JSPS北京研究連絡センターでは、今後も中国国内における日本の大学の活動に支援をしていく予定です。
北海道大学北京オフィス:http://hokudai.cn/index_j.html
蘭州大学:http://news.lzu.edu.cn/c/201310/27467.html
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