トピックス・イベント
2024年 2023年 2022年 2021年 2020年 2019年 2018年 2017年

2016年 2015年 2014年 2013年 2012年 2011年 2010年 2009年

2008年 2007年

第八回日中学長会議(報告)

2013年11月1日(金)に厦門大学(福建省厦門)で第八回日中学長会議が開催され、和田修センター長が出席しました。

日中学長会議は、日中双方の学長が一堂に会し、共通の課題等について話し合うもので、2000年に第1回が開催され、以来2年に一度、日中交互に開催されているものです。

開催にあたり、日中それぞれを代表して、文部科学省中岡司大臣官房審議官と、中国教育部劉宝利国際協力·交流監督が開幕の挨拶を述べられました。続いて、基調講演では中国側から南海大学の龔克学長が、日本側から大阪大学の平野俊夫総長がそれぞれ日中の教育プログラムや大学の国際化などについて講演されました。

会議では、「日中連携による世界一流大学構築の可能性と方法」という主題をめぐり、「議題1:世界の一流大学とは」、「議題2:中日高等教育の相違点と共通点について」、「議題3:中日大学間の交流提携活動における長所と短所」の3つのテーマにおいて、日中の学長から意見発表が行われました。JSPSからは、議題3において、JSPSにおける国際化拠点整備事業等を通した大学改革の推進、中国をはじめとする諸外国の学術振興機関との協力による国際的な共同研究の推進、外国人特別研究員等の事業の特長などを中心に、和田修センター長が発表を行いました。

和田センター長による发表

各議題において日中双方の大学を取り巻く現状や、現在取り組んでいる国家プログラムの状況、今後の課題などについての様々な意見が交わされ、今後の日中間の大学協力を発展させていくうえで本会議が果たす役割の重要性を再確認しました。

次回は、2015年に九州大学(福岡県)において開催される予定です。

【参加大学·機関】

(日本側)
文部科学省、大学評価·学位授与機構、科学技術振興機構、日本学生支援機構、日本学術振興会、愛知大学、北海道大学、大阪大学、東北大学、東京大学、広島大学、京都大学、九州大学、立命館大学、名古屋大学、慶應義塾大学、神戸大学、一橋大学、早稲田大学、中央大学、筑波大学

(中国側)
中国教育部、教育部学位管理与研究生教育司、国家留学基金管理委員会、北京大学、北京航空航天大学、北京師範大学、大連理工大学、東北大学、復旦大学、哈爾濱工業大学、華中科技大学、南京大学、南開大学、清華大学、上海交通大学、天津大学、武漢大学、厦門大学、新疆大学、浙江大学、中国科学技術大学