2013年11月16 日(土)に東北師範大学及び赴日本国留学生予備学校(吉林省長春)において、大学合同日本留学説明会(主催:希平会)を開催し、合わせて330名の学生が参加しました。
説明会は午前に東北師範大学、午後に赴日本国留学生予備学校でそれぞれ開催しました。午前は東北師範大学をはじめ近隣の大学から約160名の学生が、午後は日本の文部科学省からの国費奨学金の助成が決まり、日本の大学院への進学を目指して現在日本語を勉強中の学生ら約170名が参加し、いずれの会場も用意した椅子では足りず、立ち見の学生が出るほどでした。
東北師範大学で行われた説明会では、はじめに、東北師範大学国際交流処の安載鶴処長があいさつを述べられました。日本から参加した大学の紹介に続き、在中国日本国大使館広報?文化センターの名子学一等書記官が、日本の大学等研究機関の特徴や、日本への留学についての概要、留学生に対する奨学金制度などを紹介しました。全体説明終了後は、日本の大学が設置した個別ブースで、さらに具体的な説明を行いました。学生たちは、いくつものブースを回り、大学の担当者に質問をしていました。
午後には、東北師範大学浄月校区にある、赴日本国留学生予備学校において、説明会を開催しました。はじめに、張群舟副校長があいさつを述べられ、午前中と同様に参加した大学の紹介と、名子一等書記官からの説明を行いました。赴日本国留学生予備学校では、参加した学生のほとんどが、文部科学省の国費奨学金による日本の大学院への進学が決まっており、進学先の検討のために今回の留学説明会が非常に参考になっているということです。
午前午後とも、日本への留学を希望する中国人学生の熱心な姿が目立ちました。東北師範大学及び赴日本国留学生予備学校では、毎年大学合同日本留学説明会を開催しており、この説明会をきっかけに志願大学を決める学生の数も多く、この日も説明を受けて出願を決める学生がいるなど、日中双方にとって非常に有意義な説明会となっています。
JSPS北京研究連絡センターでは、希平会の事務局として、このような日本への留学促進を図ることを目的とした活動を中国各地にて実施するなど、日本の大学の中国における様々な活動を支援していく予定です。
【参加大学·機関】
北海道大学、秋田大学、東京大学、一橋大学、東京工業大学、京都大学、大阪大学、名古屋大学、名古屋工業大学、神戸大学、岡山大学、高知大学、九州大学、早稲田大学、桜美林大学、久留米大学、奈良先端大学、在中国日本大使館、日本学術振興会(JSPS)
<資料参加>筑波大学、東京農工大学、新潟大学、岐阜大学、大東文化大学 |
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