2013年12月19日（木）に北京理工大学（北京）で開催した日本高等教育説明会（主催：在中国日本国大使館）において、JSPSの事業説明を行いました。

これは、日本の大学院における研究·教育及び日本への留学制度についての説明と、日本の大学の説明会を同時に開催したものです。大学院学生を中心に、日本への留学を考える学生約70名が参加しました。

説明会では、はじめに日本の大学院教育·研究の概況について、在中国日本国大使館広報·文化センターの名子学一等書記官が説明しました。続いて、JST北京事務所の中西所長とJSPS北京研究連絡センター和田センター長より、それぞれ日本の研究支援機関について説明しました。また、「赴日留学·訪問への支援制度について」と題し、日本国大使館の留学アドバイザーから国費留学制度について、和田センター長からJSPS外国人特別研究員事業および外国人招へい研究員事業についてそれぞれ具体的な申請方法や支援の内容などを説明しました。

その後、中国に事務所を構える日本の大学9校が参加して大学説明会を行いました。会場には個別にブースを設置し、多くの学生でにぎわいました。

JSPSの事業説明会はこれまでも大学や研究所などで個別に実施してきましたが、このように日本国大使館、JSTなどと連携して大学院学生向けに実施することで、学生にとっては一度により多くの情報が得られる機会にもなり、大学側からも好評を得ています。

同様の説明会は、12月23日（金）にも北京大学において開催し、約30名の学生が参加しました。

JSPS北京研究連絡センターでは、希平会の事務局として、このような日本への留学促進を図ることを目的とした活動を中国各地にて実施するなど、日本の大学の中国における様々な活動を支援していく予定です。

【参加大学·機関】