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武漢光エレクトロニクス·フォーラムおよびJSPS事業説明会(報告)

2014年3月27日(木)に華中科技大学で開催された武漢光エレクトロニクス·フォーラム(主催:華中科技大学武漢光エレクトロニクス国家実験室(WNLO))に、JSPS北京研究連絡センターの和田修センター長が招待され、「半導体ナノ材料による超高速·省エネルギー·システムのための光デバイス」と題したセミナーとJSPS事業説明会を行いました。

華中科技大学武漢光エレクトロニクス国家実験室(WNLO)は、中国科学技術部が指定する国家実験室の一つとして2003年に設立された研究所で、光通信、医療フォトニクス、レーザ技術をはじめとする光エレクトロニクスに特化した6部門で集中的な研究を進めているユニークな研究機関です。この研究所には常勤研究者120名以上、大学院生1000名以上と、この分野としては極めて多くの研究者が所属しており、クリーンルームを含めた広大で充実した施設を使って最先端の研究を進めています。また、ここでは武漢東湖ハイテク開発区と協働するシステムが作られており、国家的な新産業を創り出すことが期待されています。

武漢光エレクトロニクス·フォーラムは、最先端の光技術を討論するため国内外から講師を招待して開催するもので、今回は100名以上の研究者·学生が参加しました。講演に先だって副学長の駱清銘教授から和田センター長に記念楯が授与されました。

参加者の関心は非常に高く、講演後多数の質問が出て活発な議論が行われました。これに続いて和田センター長がJSPSの事業説明会を行い、共同研究や研究者招へいプログラムについて応募書類の書き方も含めて説明しました。JSPS事業についてはこれまであまり情報がなかったとのことで今回の説明会開催を喜んで頂くことができました。

JSPS北京センターでは、今後も様々な機会を通してJSPS活動についての紹介を続けていく予定です。