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第15回日中科学技術協力委員会(報告)

2015年4月28日(火)、北京のシャングリラホテルにおいて、第15回日中科学技術協力委員会が開催されました。前回の開催から3年ぶりに日中両国の科学技術関係機関が一堂に会し、中国側からは、中国科学技術部、外交部、教育部、工業情報化部、水利部、農業部、国家林業局、中国地震局、中国気象局、中国科学院及び国家自然科学基金委員会等の関係者(25名)、日本側からは、外務省、文部科学省、農林水産省、在中国日本大使館、科学技術振興機構、理化学研究所及び日本学術振興会等の関係者(28名)が参加しました。本会からは山口英幸国際事業部研究協力第二課長及び廣田薫北京研究連絡センター長等が出席しました。

委員会の冒頭において、中国側議長の曹健林中国科学技術部副部長、日本側議長の桂誠外務省科学技術協力担当大使及び土屋定之文部科学省文部科学審議官による開会挨拶の後、①両国における科学技術·イノベーション政策の紹介、②日中科学技術協力の現況及び今後の提案、③関連部門(ハイテク、産業技術、防災、産学官協力等の重点領域)における協力の現況と今後の提案、④今後の協力プロジェクトの形成方法等について、前向きかつ活発な議論が行われ、今後の協力体制の長期安定化、研究開発力の強化及び協力分野の新規開拓等をさらに推進していくことで合意しました。

また、委員会開催前の午前中には、中国科学院ソフトウェア研究所及びソフトウェアセンター有限会社の見学が行われました。