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JSPS中国同窓会2015年理事会・総会・学術シンポジウム

2015年11月28日(土)、JSPS中国同窓会2015理事会·総会·学術シンポジウムを杭州天元大厦(杭州市)及び中国農業科学院茶葉研究所(杭州市)で開催し、総会には会員ら31名が参加しました。

JSPS中国同窓会は、2010年の設立以来、会員間の相互交流と友好、日本と中国の相互理解と友好関係の促進を目的として、様々な活動を行ってきました。そうした活動の中でも、年に一度開催する理事会と総会は、同窓会の活動方針を話し合うとともに、会員相互の交流を深める場として重要なものとなっています。今回は、JSPS中国同窓会会長である張宏会長に、会場の手配や準備及び学術シンポジウムの企画·実施など、同窓会イベント全般にわたってご協力をいただきました。

JSPS中国同窓会は、2010年の設立以来、会員間の相互交流と友好、日本と中国の相互理解と友好関係の促進を目的として、様々な活動を行ってきました。そうした活動の中でも、年に一度開催する理事会と総会は、同窓会の活動方針を話し合うとともに、会員相互の交流を深める場として重要なものとなっています。今回は、JSPS中国同窓会会長である張宏会長に、会場の手配や準備及び学術シンポジウムの企画・実施など、同窓会イベント全般にわたってご協力をいただきました。

理事会の様子

理事会に続いて行われた総会では、孔徳新副会長の司会により議事が進行され、張宏会長による開会挨拶の後、JSPS国際事業部人物交流課の樋口和憲課長が挨拶を述べました。樋口課長からは、多忙の中、中国各地から参加いただいた会員に対して謝辞が述べられるとともに、JSPSは中国との学術交流を一貫して重視しており、今後のJSPS中国同窓会の活動についても非常に大きな期待を寄せている旨発言がありました。その後、張宏会長から、2015年度の活動報告、2015年Bridge Fellowship Programの採択結果、理事会で決定した2016年度の活動について報告があり、樋口課長によるJSPS事業紹介、2015年度Bridge Fellowship Program採択者による研究活動報告と議事は続きました。

総会にて活動報告を行う張宏会長
総会の進行を務める孔徳新副会長
挨拶を述べる樋口課長
総会会場

2015年度Bridge Fellowship Program採択者による研究活動報告では、華中農業大学園芸林学学院の劉継紅教授、浙江大学漢語史研究中心の汪維輝教授、武漢理工大学知能交通システム研究中心の胡釗政教授、中国科学技術大学計算機学院の趙宝華教授の4名の研究者から、同事業での具体的な研究交流活動について、スライドを交えた報告をいただきました。各報告では、恩師との旧交を温めている様子やJSPS事業で構築された研究ネットワークが次の世代の研究者に引き継がれている実績等、今回の日本再訪で改めて感じた日本の教育研究環境の特徴や優れた点、新たに得た成果等が、次々に熱く語られました。

劉継紅教授 汪維輝教授
胡釗政教授 趙宝華教授

昼食レセプション後は、会場を中国農業科学院茶葉研究所(杭州市)に移し、学術シンポジウムが開催されました。学術シンポジウムでは、日本から理化学研究所ライフサイエンス技術基盤研究センターの崔翼龍ユニットリーダー及び北海道大学大学院医学研究科の趙松吉教授に講演者としてお越しいただき、分子イメージング分野における最新の知見をそれぞれご紹介いただきました。今回、同窓会理事会·総会·学術シンポジウムの開催地となった浙江省は中国随一の茶葉の産地であり、学術シンポジウムでは、上記講演の他、会場となった中国農業科学院茶葉研究所の関係者から、茶葉の効能·歴史文化等について試飲も交えたレクチャーが行われるなど、専門分野以外の会員も見識を深めることができる趣向を凝らしたイベントとなりました。

昼食レセプションの様子
崔翼龍ユニットリーダー
趙松吉教授

JSPS北京研究連絡センターでは、今後もJSPS中国同窓会事務局として、同窓会員と協働して同窓会活動を積極的に展開してまいります。