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JSPS中国同窓会2014年理事会·総会(報告)

2014年11月30日(日)、第5回JSPS中国同窓会理事会、総会を天津医科大学学術会議中心(天津市)で開催し、会員ら約30名が参加しました。

JSPS中国同窓会は、2010年の設立以来、会員間の相互交流と友好、日本と中国の相互理解と友好関係の促進を目的として、様々な活動を行ってきました。活動の中でも、年に一度開催する理事会と総会は、同窓会の活動方針を話し合うとともに、会員相互の交流を深める場として重要なものです。今回は、天津医科大学の孔徳新教授から会場の手配や準備などにご協力をいただきました。

【理事会】

総会に先立ち開催された理事会には、副会長、理事兼支部長の6名が出席しました。趙宝華副会長の進行で、今回は「次期役員の選出について」、「今後の活動について」の2つの議題について意見交換を行いました。

まず、次期役員の選出については、現役員の任期満了に伴い、昨年度の理事会で決定した方針に基づき、新たな役員として会長、副会長、支部長を選出しました。今年度中に理事会員に実施した意向調査(投票)の結果をふまえて、浙江大学の張宏教授(現副会長)が新たにJSPS中国同窓会会長に就任することで承認されました。また、新支部長には現支部長から推薦された候補者8名が承認され、新支部長の中から副会長に立候補した3名の候補者が新副会長として承認されました。続いて、今年度の同窓会活動について趙副会長から報告があるとともに、今後の活動について意見交換がありました。理事会員からは年々理事会への出席者が減少傾向にあることが意見として挙げられ、同窓会総会の内容の充実化を図るための様々な意見が挙げられました。また、同窓会のホームページに掲載する内容を増やす具体案がいくつか提示されました。当センターでは今回の提案を受けて、ホームページの更なる充実化を図っていく予定です。

【総会】

理事会に続いて行われた総会は、引き続き趙副会長の司会で行われました。はじめにJSPS国際事業部人物交流課の亀井武志課長からご挨拶をいただき、同窓会員が日本との強固なネットワークをもって地道に共同研究を続けていることに対し、感謝の意を述べられるとともに、今後も中国同窓会に対し強力なサポートをしていきたいとのお言葉がありました。続いて、趙副会長より余翔前会長のあいさつ代読をいただきました。

開会挨拶をする亀井人物交流課長

次に、理事会報告として新役員が選出されたことについて報告があり、任期を終えた前役員に対し、これまでの同窓会活動への慰労として、亀井課長から記念品の贈呈がありました。

任期を終えた前役員

続いて、張宏新会長、孔徳新新副会長、郁小兵新支部長から、それぞれ就任のご挨拶がありました。張新会長からは、まず会員への信頼の意と前役員への感謝の意が述べられた後、今後の方針として、同窓会総会と支部会を活動の2本柱として積極的に実施していきたいこと、同窓会活動の一環としてJSPSが支援をしているシンポジウムの開催やBridge Fellowship Programは会員にとって非常に有益であり、ぜひ活用してもらいたいことのご説明がありました。

張宏新会長による就任の挨拶

その後、今年度の活動報告、2014年Bridge Fellowship Programの採択結果、理事会で決定した今後の活動について報告がありました。報告の最後に、今年度Bridge事業に採択され日本で研究活動を行った李賛東教授と楊光教授から日本での研究活動報告が述べられました。

同窓会総会の全体風景

午後のシンポジウムを挟んで行われたレセプションは、専門分野を超えて会員同士の交流が図られ、親睦を深めました。

JSPS北京研究連絡センターでは、今後もJSPS中国同窓会事務局として、同窓会員と協働して同窓会活動を積極展開してまいります。