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大連における大学合同日本留学説明会(報告)

2013年3月16日(土)、大連市内において大学合同日本留学説明会を開催しました。今回の説明会は、希平会(日中高等教育交流連絡会、事務局:当センター)の主催、在大連出張駐在官事務所及の協力により実施されました。開催地となった大連市は、日本語学習者が中国国内で一番多い都市と言われており、日本留学に対する関心が高い地域です。今回の説明会は、盛況だった昨年に引き続き開催されることになりました。

午前中に行われた日本留学に関する意見交換会では、東京大学北京代表処の宮内処長より、「中国人留学生の日本留学の展望」と題したプレゼンテーションが行われました。その後引き続いて、日本側と中国側の大学関係者による意見交換会が行われました。その中では、それぞれの大学が日頃抱えている疑問などを率直にぶつけたり、投げかけられた質問に率直に答えるなど、非常に白熱した会となりました。また意見交換会が終了した後も、引き続き意見を交換し合う様子が見られました。

午後の説明会は1時から開催されましたが、開催前から多くの学生が会場の前に集まっていました。そして入場時には、用意された席では足りないほどの参加者が集まりました。まず始めに日本大使館の吉井アドバイザーによる日本留学にかかわる全般説明が行われ、会場に集まった多くの参加者はアドバイザーの説明に熱心に耳を傾けていました。その後引き続いて日本の各参加大学がそれぞれの大学等の特色をアピールしました。各大学に割り当てられたのは3分間と短い時間でしたが、担当者は舞台にて大学の紹介をわかりやすく行い、多くの参加者が熱心に耳を傾けていました。

各大学の説明会が終了すると、会場で大学ごとに設けられたブースにて個別説明が行われました。会場内に集まった多くの参加者は、関心のある大学のブースへ直ちに移動しました。各大学のブースでは、担当者から説明を聞こうとたくさんの参加者が集まりました。

今回の説明会には、大連地区にある大学の学生ら約420名が集まりました。各大学が用意した資料等は、全て配付し終わるほどの盛況ぶりでした。また、今回の説明会には日本のメディアによる取材が行われました。

JSPS北京研究連絡センターでは、希平会の事務局として、このような日本への留学促進を図ることを目的とした大学合同日本留学説明会を中国各地にて実施しています。今後も引き続き日本の大学の中国における様々な活動を支援していきたいと考えております。

参加した日本の大学·機関は以下のとおりです(順不同)。

北海道大学、筑波大学、東京大学、東京工業大学、一ツ橋大学、名古屋大学、大阪大学、神戸大学、広島大学、山口大学、早稲田大学、桜美林大学、創価大学、女子美術大学、大東文化大学、久留米大学、日本国大使館、在大連出張駐在官事務所、日本学術振興会 (JSPS)

<以下は資料参加>

東京農工大学、新潟大学、京都大学