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JSPS中国同窓会上海支部会

2017年1月12日(木)上海理工大学において、JSPS中国同窓会上海支部会による学術セミナー「日中フォトニクスデバイス研究と応用」が開催されました。今回のイベントは上海理工大学の馮吉軍教授によって企画されたもので、JSPSフェローを始め、電子光技術の分野に関心を持つ上海理工大学の学生を中心に約60名が詰めかけました。

会場の様子

上海理工大学の馮吉軍教授の司会のもと、はじめにJSPS北京研究連絡センターの廣田薫センター長より挨拶があり、その後、招待講演として浙江大学の儲濤教授、日本産業技術総合研究所の秋本良一研究員より報告がありました。続いて、中国科学院上海硅酸盐研究所の馮鍚淇研究員、上海大学の趙新洛教授、上海理工大学の蔡斌教授、上海理工大学の張玲教授、上海理工大学の谷付星教授より講演が行われました。

司会を務める馮吉軍教授 講演を行う秋本良一研究員

また、JSPS事業経験者である華東師範大学の楊彪教授と、馮吉軍教授の2名の研究者より、事業で得た具体的な研究交流活動について、スライドを交えた報告をいただきました。日本人研究者と交流を深めている様子が紹介され、JSPS事業で構築された研究ネットワークにより得られた実績、日本の研究環境の特徴や優れた点等が熱く語られました。最後に、JSPS北京研究連絡センターの廣田薫センター長よりJSPSの概要及び外国人特別研究員事業等に関する事業説明が行われ、参加した若手研究者が熱心に耳を傾けていました。

JSPS事業説明を行う廣田センター長

JSPS中国同窓会は、このような学術イベントの企画を含めた支部会活動に力を入れて取り組んでおり、同窓会会員間の親睦を深めるのみならず、日中研究者間の学術交流の場としても有意義に機能しています。JSPS北京研究連絡センターでは、今後もJSPS中国同窓会と協力し、同窓会ネットワークを生かした研究交流を促進していきます。