2023年9月9日（土）及び10日（日）、内モンゴル自治区フフホト市の内モンゴル農業大学において、JSPS中国同窓会の2023年度総会が開催されました。オーガナイザーは、JSPS中国同窓会員である内モンゴル農業大学の芒来教授でした。全体で100名を超える同窓会員及び同行者の出席があり、過去最大規模の総会となりました。

開会式では、同窓会長、華東師範大学楊彪教授及び当センターの山口英幸センター長より挨拶がありました。また、楊同窓会長より、2022-2023年度の活動実績及び2023-2024年度の活動計画について、同窓会員への報告がなされました。

同窓会長からの報告の後に行われたセミナーのセッションでは、同窓会員6名の同窓会員が自身の研究に関する発表を行いました。

午後には、芒来教授、陳永福教授を含めた内モンゴル農業大学の先生方による研究発表の他、大学内の施設見学や研究室紹介が行われました。研究室紹介では、実際に内モンゴル農業大学馬属動物研究センターと関わりのある商品が提供され、参加者は馬のミルクを原料とする食品・飲料を楽しみながら、研究室の説明を受けました。

翌10日（日）は、午前中に内モンゴル博物院に足を運び、内モンゴル地域を中心とした中国の文化・歴史について理解を深めました。午後には奥威馬文化生態旅游区を訪問し、同企業が展開する馬を中心とした産業について、王紅英総経理より説明を受けました。現地では、厩舎の見学や馬のレースの観戦も行われました。

2023年度同窓会総会は、芒来教授をはじめとする同窓会員及び現地の先生方の多大なご尽力もあり、大盛況のうちに終えることができました！