2023年11月12日（日）河南市においてJSPS中国同窓会河南支部会シンポジウム「光電機能界面とカーボンニュートラル」を開催しました。

JSPS中国同窓会シンポジウムは、例年、JSPS中国同窓会会員からの申請を受けて開催しているイベントであり、今回は、河南大学の劉山虎教授がコーディネーターを務めました。会場となった河南大学の会議室には、多くの研究者や学生・留学生が集い、活発な意見交換が行われました。

シンポジウムの開会にあたり、関係機関の代表者にご挨拶いただいた後、JSPS北京研究連絡センターの山口英幸センター長が登壇し開会の挨拶を、また、金子めぐみ副センター長がJSPSの実施している主要な国際交流事業について説明を行いました。各研究者が発表・報告を行ったセッションでは、JSPSを通じて日本から参加された東京農工大学・中田一弥教授も登壇し、講演を行いました。

なお、山口センター長・金子副センター長は説明会に先立ち河南大学校史館を見学したほか、国際協力・交流部の陳楠副主任、化学・分子科学学院の陳永明学院長を表敬訪問し、今後の河南大学と日本の大学との交流や日中の研究協力について意見交換を行いました。

今回、コーディネーターを務めた河南大学・劉山虎教授は、JSPS中国同窓会の副会長を務めており（2022年～2024年）、積極的に同窓会活動を推進してくださっています。

JSPS北京研究連絡センターは、引き続きJSPS中国同窓会シンポジウムを含む各種同窓会行事への支援を充実させ、日中研究者の学術プラットフォームの構築及び共同研究を推進していきたいと考えています。